小京都弘前を訪ねて

小京都といわれる弘前。長い歴史や伝統にふれながら、夫婦で心が落ち着く旅を味わうのもすてきです。見どころは満載。春には桜、夏はねぷた祭りと二人で出かける季節に応じて楽しみ方もたくさんあります。

江戸時代からの城下町

津軽十万石の城下町として栄えた弘前市。築城と同時に弘前城を守るため、城の南西には長勝寺(ちょうしょうじ)、南東は五重塔、北西に誓願寺と、お城を囲むように寺院などが建てられていった。お城を中心に古都弘前をめぐり、歴史と伝統、文化にふれれば、不思議に心が落ちつきます。

国内屈指の桜の名所弘前

弘前公園の中にある弘前城は国の重要文化財に指定されています。季節のイベントが催され、春の桜まつりには全国からも多くの観光客がやってきます。ソメイヨシノや八重桜が園内を埋めつくします。
咲き乱れている桜の背景にそびえる城。真っ青な空とのコントラストが素晴しいの一言に尽きます。散った花びらがじゅうたんのように敷き詰められた小道も一緒に歩いてみたいもの。西濠でボートに乗ってみるのも新婚気分に戻れます。河岸の桜を見ながら二人だけの時間をボートで過ごす。弘前だからこそできることです。

夜になれば、夜桜が最高。濠の両側にライトアップされた桜がなんともなまめかしく光る。これから迎える夫婦のときを盛り上げてくれます。 弘前公園には、JR弘前駅からバスで約15分、市役所公園入口で下車徒歩1分とアクセスも快適です。

ちょっと一息雑貨屋さんめぐり

女性は雑貨が大好き。弘前の街をたっぷり散策した後は、お洒落な雑貨屋さんめぐりがおすすめです。夫はいつもなら外で待っているだけかもしれないですが、たまには妻について一緒に買い物を楽しんでみてはいかがですか。妻の好みを知ることも大切です。

・和雑貨 与志む良(よしむら)
大正6年から続く老舗。津軽塗の伝統を守り続けている漆工芸化の作品に出会えます。店内には漆工芸品、和紙人形、和雑貨などすてきなものがたくさん並んでいます。特におすすめは、「りんごの枝のはんこ」の『りんこ』。楽しい名前ですね。剪定されたりんごの小枝に漆を塗って作ったオリジナルの「マイはんこ」です。天然目を使っているので、形や大きさはまちまちですが、味があります。お土産にしても喜ばれること間違いなし。

・GREEN
北国の寒さを乗り越える知恵から生まれたこぎん刺し。300年以上も受け継がれている伝統工芸品です。一針一針心を込めて刺された小物が、みる人の胸を打ちます。かわいい小銭入れや、小物入れ、ブックカバーなどがあります。

・久三郎(きゅうざぶろう)
万年筆や事務用品の老舗。夫が率先してショッピングしそうですね。津軽塗のはがきなど、インテリアとして使えるものもたくさん。どんなふうに使おうか、二人で考える時間も楽しいです。

楽しいことばかりで時間が経つことも忘れてしまう。寝台車あけぼのに乗ったときから二人だけの時間が始まっています。ずっと続いて欲しい。そんな思いで旅が続けられるってすてきですね。