夜景で愛を育む ~「もいわ山」

「もいわ山」の大自然の中で、馴れ合いになった夫婦関係をいったんリセットして、昔に戻ってみましょう。「二人でこんなにゆっくりできるのは何年振りだろうか。」そんな気分に浸ってみてください。

もいわ山の自然

札幌の夜景の名所といったら「もいわ山」。標高531メートルのそれほど高い山ではないですが、「北海道自然100選」に選ばれたとても美しい山です。山頂まではロープウェイで登ります。エゾフクロウやエゾリスをイメージした色合いのお洒落なゴンドラ。大きなガラス窓からは四季折々の自然や原始林や札幌の街並みまで一望でき、5分間の空中散歩が楽しめます。
中腹駅に着いたら、山頂まで「もーりすカー」に乗り換えます。乗車時間はわずか1分40秒ですが、コロンとしてかわいい2両連結のミニケーブルカーで、森の中を駆け抜けましょう。
こんなにすてきな乗り物に乗っただけでもう満足、なんて言わないでください。楽しみはまだまだこれからです。
大自然の宝庫「もいわ山」の原始林は国の天然記念物に指定されています。季節によって変わるさまざまな山の表情が訪れる人の心を和ませてくれるでしょう。クマゲラ(天然記念物)やシジュウカラたちの鳴き声、恥ずかしげに顔を見せるエゾリスやキタキツネ。美しい大自然の中で、二人の時が刻まれていきます。
もいわ山はアイヌ語では『インカルシペ』。「いつもそこに上がって見張りをするところ」という意味で、その名にふさわしく山頂の展望台からは札幌の街が360度の大パノラマとなって一望できます。絶景は遥かかなたの日本海石狩湾まで広がっています。

恋人たちの聖地

山頂展望台の、ひときわ目立つ「幸せの鐘」は、恋人たちのデートスポット。手すりのまわりの「愛の南京錠」に二人の名前を書いて取り付けると絶対に別れないという伝説があるとか。夫婦で鐘を鳴らした後、鍵にメッセージを書き込んで愛を確かめ合うというのも良いでしょう。
夕暮れから夜にかけてゆっくり変化していく色は幻想的。闇に包まれる時間になると景色はロマンチックそのものです。闇夜に敷きつめられた光の絨毯に無言で見入るパートナーの肩にそっと手を回し、新婚当時のようなときめきを思い出してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、「もいわ山ロープウェイ入口」までは市電が便利です。降りたら「もいわ山山麓駅」まで無料シャトルバスが運行しています。山麓駅から山頂までは、大人往復1,700円(ロープウェイ + ミニケーブルカー)です。

いくら見ていても飽きることのない「もいわ山」で、ロマンチックな夜への入り口に二人で立ってみてはいかがでしょうか?