最高級寝台列車ななつ星の魅力

ロマンチックな雰囲気が味わえる寝台列車、一度は夫婦で乗りたいものです。しかし、近年それらが消えていく傾向があります。2014年、トワイライトエクスプレスの廃止に伴い、2016年にカシオペアも運行がなくなりました。そのため、国内で乗れる寝台列車も少なくなっています。そこで今回おすすめしたいのが、最高級寝台列車ななつ星です。ここでは、その魅力を紹介していきます。

ななつ星とは

ななつ星in九州は、JR九州の豪華寝台列車、美しい景色を移動しながら九州各地を巡ることを目的とした列車です。列車版クルーズ船=クルーズトレインと称しています。また、その名前には九州の魅力を世界に発信するという思いが込められているのです。列車ななつ星は、最高級というだけあって内装はとても豪華です。JR九州の鉄道車両や駅のデザインで有名な水戸岡鋭治氏が手がけました。部屋は、和と洋の融合を表現し、木造の壁やテーブル、障子窓をあしらっており、国内最大の洗練された空間が私たちを迎えてくれます。ですが計14の客室しかないため、28人しか使うことができません。では、そんな寝台列車ななつ星の車内を紹介していきましょう。

車内の魅力

七両編成の1号車に連結しているのが、車窓の風景を楽しみながら食事ができるラウンジカーブルームーンです。日中は休息場や食事会場としても利用できます。同車両が最後部になる区間だと、流れゆく後部の風景を眺めることも可能です。バーカウンターでは、用意された飲み物スナック類を味わいながら、ピアノの生演奏やマジックショーなども楽しめますよ。ソファに座ってゆったりと車窓を流れる景色を見て、ほかの乗客と交流を深められますよ。

7両編成の2室配置されるのが、広い居間風の空間が魅力のDXスイートです。この車両に2室しかないデラックスな個室で、ソファにくつろぎながら夜だときれいな夜景を眺めたり、本を読んだりと自由な時間を満喫できます。ツインベットのほか、シャワールームも使えるので、体をさっぱりすることも可能なので安心してください。 7両編成の3~6号車にツインベットと椅子を置いてあるのがスイートです。DXスイートと違う点は、ソファの有無だけしかありません。なお、スイートは1両に3室、DXスイートは1両に2室という編成です。どのゲストルームも、選び抜かれた質のいい調度品やファブリックで整えています。美しくリラックスできる空間なのはもちろん、空調やWi-Fi完備、冷蔵庫にはフリーのソフトドリンクも用意しているので、快適に過ごせます。

豪華寝台列車ななつ星で快適な旅を過ごそう

ななつ星は完全予約制です。その際、通常の列車のように切符を購入するのではなく「旅行商品」として申し込みをしますが、商品は2つのものに分けられています。JR九州企画か旅行会社企画です。前者は公式サイトから申し込みや資料請求もできます。後者は、主催の旅行会社から予約可能です。豪華寝台列車と聞くと、どうしても豪華な内装や食事に目を奪われがちですが、魅力はそれだけではありません。実際に乗車した人からは、細やかな気配りやクルーの明るい対応など、おもてなしの面での評価は高いです。料金や決して安いとは言えませんが、上質の空間・時間を楽しむことができますよ。経済的に余裕があるシニア世代の夫婦は一度乗車してみてはどうでしょうか。