寝台列車のスローセックスは2センチが鍵!?

多くの人が、性交という行為を単なる欲望の発散ととらえていますが、熟年世代は少し考え方を変えた方が良いでしょう。若い頃には、夫婦ともに性欲が旺盛で体力もあり好奇心も強いために、どんなセックスをしても満足できてしまいます。一晩に10回したとか、SMにチャレンジしてみたとか、「屋外で」とかでドキドキ感が高まり、絆も深まります。女性もそこそこ感じさせてもらえれば満足するかも知れません。

工夫をしないで性生活を送っていると、そうした満足感は加齢とともに薄れていくものです。性生活で得られるものが「それほど大きくはない」と感じられるようになり、夫婦のエロチックな関係が崩れ始めます。それがセックスレスにつながり、「妻の浮気」や離婚の原因ともなっていくのです。夫婦の性は、単なる「欲望の発散」ではありません。エネルギーを分かち合うものであり、精神的なつながりの基礎となるものです。セックスを通じて心が結びつくからこそ、離れられない関係が築かれます。スローセックスは、快感によって心を通わせる1つの方法といえるでしょう。その秘訣は「2センチ」にあります。

セックスに飽きるなんておかしい!?

夫婦の性交回数が100回を越え、500回、1000回を越えて熟してくると、男も女も「物足りなさ」を感ずるようになりがちです。いわゆるマンネリ化ですが、同じことを繰り返したことによる「飽き」とともに、心の有りようが原因でもあります。男性は「やりたい」気持ちは強くても、実際に得られる射精の快感はそれほどのものでもないと感じ始めます。

女性も、必ずしも毎回イッているわけではありません。40才以下の女性の半数が、オーガズムを知らないという調査結果もあります。「本当はもっとスゴい快感があるはず」と不安を覚える女性は少なからずいます。「イッたことのない女として死にたくない」「今のうちに、本当のセックスを体験したい」と望むのは仕方のないことでしょう。スローセックスは快感と同時に精神的な安心感も与えられるテクニック。その基本動作のひとつは、指先による愛撫です。

2センチ離して、快感をチューニングする!?

料理を美味しくいただくための基本は、「薄味から食べる」です。薄い味に慣れると、舌は味に対しての感度が上がります。女性の快感も同じで、小さな刺激への反応を繰り返すと、愛撫に対する感度がアップするのです。前戯は弱い刺激から始めて次第に大きくしていくことで、効果は数倍にも膨れ上がります。

いきなりクリトリスをいじったり、ヴァギナに指を入れたりすることもあるでしょうけれど、それでは女性の体は強い刺激が「普通」だと認識し、激しいピストン運動でしか感じられなくなってしまいます。最初の刺激は触れるか触れないかギリギリくらいが最適です。てのひらを肌から2センチくらいのところに当てて、指を曲げて先で少しだけ触れさせます。その状態で、ゆっくり円を描くように愛撫しましょう。優しい気持ちをこめて行うことが肝心です。

弱い刺激に反応させることができれば、あとは簡単。徐々にレベルを上げ、性感帯に近いエリアへと近づけていくだけです。クリトリスに触れる頃には身体中よじって感じてくれるはずです。場合によっては、クリトリスにたどり着く前にオーガズムを迎えてしまうこともあるでしょう。

柔らかなタッチは、女性の心を落ち着かせる効果がありますし、大事にされているという幸福感を与えることもできます。前戯だけで、十分に満足させることができるのです。その状態で挿入すれば、動く間もなくいかせてしまうこともできるでしょう。