妻たちの7割が不倫容認派!?

2014年の新語・流行語大賞の候補に、「昼顔」という言葉がノミネートされた理由をご存じの男性は少ないかも知れません。「昼顔」は、この年にフジテレビ系列で放送されたドラマの名前で、不倫願望を持つ妻たちから圧倒的な支持を得た番組です。正式には「昼顔〜平日午後3時の恋人たち~」というタイトルで、1960年代にカトリーヌ・ドヌーブが主演した「昼顔」という貞淑な妻の不倫映画をモチーフにしています。「昼顔妻」とは、夫のいない平日の日中に他の男との性的交流を楽しむ妻のことです。

不倫のドラマはこれまでにもいくつかヒットしました。松嶋菜々子の「Sweet Season」、薬師丸ひろ子の「ミセス・シンデレラ」、田中美佐子の「Age35」、米倉涼子の「不倫のとき」、酒井法子の「出逢った頃の君でいて」などなど。古くは、「金曜日の妻たちへ」というのもありましたが、基本的にはどれも「恋愛ドラマ」でした。「昼顔」も恋愛ものではありますが、「セックスしたい!」という妻が登場する点は異色でしょう。人妻が「偶然」恋に落ちるのではなく、不倫に憧れを持って飛び込んでいくのです。

番組のウェブサイトで実施されたアンケートには、賛同の声がたくさん寄せられたそうです。女性たちの多くが、「不倫」を楽しみたがっているのでしょう。だからこそ、寝台列車の旅行が必要な時代とも言えます。今こそ、レトロな関係を取り戻すべき時代です。

視聴者の7割が不倫に賛成!?

最終話の視聴率が20%を越えたドラマ「昼顔」。その公式サイトで、「不倫は絶対許せない?」という質問を投げ掛けたところ、「許せない」との回答はわずか3割。7割が不倫を容認したのです。16万人中10万人が不倫肯定派でした。また、「身近に不倫をした人はいるか?」との問に対しては、7割が「いる」と答えています。今や、不倫はどこにでもあるカジュアルな現象なのでしょう。

30~40代の既婚女性をターゲットにした某女性雑誌で「不倫座談会」特集をしたところ、過去最高の売り上げを記録したそうです。イケテル妻たちの多くが「不倫」に興味津々だからでしょうけれど、その中身は赤裸々でした。「ジム通いの感覚で毎週(他の男と)セックスしている」とか、「家族は大事だけれど、(性的な)お楽しみは外で」などと語っています。カッコいい人妻になるためには、夫以外の男性とセックスすることが求められているかのようです。

浮気調査のターゲットは妻たち!?

不倫が一種のブームになっているのかも知れません。一昔前までは、「不倫は男の性(さが)」とも言われ、男の特権であるかのようなイメージがありました。探偵社に寄せられる浮気調査案件のほとんどが「妻」たちからの依頼で、「容疑者」は夫だったのに、今ではそれが逆転しつつあるとも言われます。ある探偵社では、依頼主の4割が男性、つまり妻の浮気調査が半数近くを占めるようになっているそうです。

妻たちがファッショナブルな浮気に走るのは、夫に刺激がなくなったからでしょう。ビビッドな関係があれば、わざわざリスクを犯して不倫などする価値はありません。不埒な夢を見始めた妻たちの目を覚ませてあげるのは、夫の役割。寝台列車の旅で、愛とセックスの喜びを思い出させるのです。