熟年離婚は妻が言い出すもの!?

わが国では、年に4万組以上のカップルが「熟年離婚」しているそうです。ここでの「熟年」というのは、「20年以上連れ添った夫婦」を指すそうで、必ずしも年齢とは関係ありません。18才で結婚したカップルが38才で離婚すれば、それも「熟年」になりますし、50代で結婚して60代で別れても「熟年離婚」にはなりません。つまり、長く夫婦として暮らしてきた者たちが離れていくことをいうわけです。普通は共に過ごす期間が長くなればなるほど人間関係は深まるものですが、20年も生活を共にしてきた人たちがどうして別れなければならなくなるのでしょうか?

夫が妻に「別れ」を切り出すことを「三下り半をつきつける」といいますが、昔から「離婚」は夫が言い出すものでした。ところが、近年の「熟年」においては、離婚を言い出すのは「妻」の方が多いそうです。そこには、男女の権利が平等になり対等な関係が作られてきたこともあるでしょうし、離婚しても「老齢年金」が不利にならなくなったこともあるでしょう。それらに加えて、セックスが重要なキーワードになってきています。

妻たちが「ちゃんとセックスしたい」「生きている間に性を楽しみたい」と本気で思うようになっているのです。セックスレス気味のカップルは、夫婦生活を取り戻さなければなりません。寝台列車での旅行は「性」を復活させるひとつのきっかけになるでしょう。

女よりも男の方が世間知らず!?

ビジネスマンとして活躍する熟年男性の多くが、「女は世間知らずが多い」と思っていることでしょう。男性は厳しい社会の中で揉まれ、人間関係にも磨きがかかります。世界の様々な政治問題や経済問題を、新聞やニュースからだけでなく、実体験として感じつつ生きていますので、「社会を知っている」と感じるのも無理はないかも知れません。

専業主婦やパートタイマーとして軽い仕事に就いているだけの女性たちは、「世間の荒波」に揉まれていません。確かに、ビジネスについては男性の方がよく知っているでしょう。だからといって、世の中の移り変わりを知らない、とは言えないのではないでしょうか。

未だに「男は仕事に命をかけて働き、家庭は妻に任せるもの」と考えている男性が少なからずいるようです。時代に取り残された人たちです。男が仕事しかしていない間に、女たちはテレビを観たり雑誌を読んだり、ネットで調べたり、井戸端会議で議論をしたりして、時代がどう変わったのか肌で感じて知っています。本当はセックスがどんなにか気持ち良いものなのかも知っています。そして、夫のテクニック不足にも気づいているのです。世間を知らないのは、実は男の方なのかも知れません。

離婚したら自由に遊べると妻は思う!?

かつて、女性たちは離婚すると食べていくのに困りました。今は、老齢年金を受けとることもできますし、多少のお金ならパートででも稼げることもわかっています。愛情もなくなり性生活もうまくいかない、ワガママな男性と暮らしていくよりも、独りで生きた方がマシだと考える女性は増えています。独身になれば、夫よりも性生活に優れた男性に満足させてもらえるかも知れません。

実際、中高年においては、男性よりも女性の浮気の方が多くなっています。中年になると男性はバイアグラなしでは勃起できなくなるのに、女性は性の感度がよくなっています。若い頃には「やりたがる」のは男の方ですが、中年になると逆になるのです。夫が構ってくれなければ、妻は「外部調達」するしかありません。その延長線上に、妻の言い出す「熟年離婚」があるのでしょう。

中高年は離婚の危機が忍び寄る年代です。妻に突然の「別れ」を切り出される前に、エッチな旅行でもして、夫婦生活を取り戻しましょう。