桃太郎伝説で有名な女木島

本州の四国、九州に囲まれた瀬戸内海には大小様々な島が点在しています。その中の1つ女木島は、高松港からフェリーに乗って20分で着く島です。鬼が住んでいたとされる巨大な洞窟があり、通称鬼ヶ島とも呼ばれています。また、島内からは瀬戸内海の美しい景色も眺められますよ。この島には信号機もなく、波や風、鳥の声が聞こえてくるのです。都会から少し離れたプチリゾート地としても注目されています。美しい海や手が付けられていない大自然、そしてロマンあふれるおとぎの世界を楽しんでください。

女木島で行っておくべき場所

鬼ヶ島大洞窟は昭和6年に見つかった、島の中央にある鷲ヶ峰の中腹にある、広さ4000m、奥行き400mの大洞窟です。鬼が住んでいたとされ、桃太郎伝説で有名な場所。島の中心部から離れた位置にあるので、ここへ行くにはバスで訪れるようにしましょう。案内所から洞窟まで10分ほどです。迷路状の洞窟の中には鬼の大広間や居間、番人の控え室が再現されていますよ。洞窟内は夏でも涼しく、鬼の人形や宝が隠されているためちょっとした冒険気分が味わえるでしょう。また、大洞窟にはガイドもいるので面白く、そして鬼ヶ島大洞窟の説明を聞きながら回ることも可能です。すぐ隣にある土産物屋では、きびだんごを購入できます。また、すぐ上の山頂には展望台があり、瀬戸大橋や高松市街、晴れた日には淡路島までの景色が眺められるのです。入場料金は、高校生以上は500円、65歳以上450円です。

鬼ヶ島大洞窟の15m上の標高188mの鷲ヶ峰山頂に展望台があります。頂上まで訪れると360度瀬戸内海を見渡せるロケーションは、女木島にしかありません。せっかく洞窟まで足をのばしたのにそのまま降りてしまう方もいますが、非常にもったいないです。ぜひ鷲ヶ峰展望台まで登って、女木島山頂まで見える周囲の島々や行きかう船、瀬戸内海の絶景を堪能してください。また、洞窟までの道や展望台の周辺にはソメイヨシノや山桜、八重桜が植えられており、さくらの木がたくさんあるので春になれば香川県の花見の名所としてたくさんの方が訪れます。周りにはいすや机が設置しているためゆっくり、桜を眺められるスポットです。見頃は3月の末から4月の上旬に見ごろを迎えます。春には野花もたくさん咲いているので、ウグイスの鳴き声を聞きながら女木島散策するのもよいでしょう。

貴重な文化景観

女木島は冬になれば島民の人がオトシと呼ばれる北西の季節風が女木島山頂に当たり、方向を変え吹きおろしてきます。海沿いの民家には波しぶきや霧状に海水が舞い、家の中まではいってきてしまうのです。そのため家が隠れるほどの高さ3~4m、長さ15~20mの防風石垣を築いています。積石には女木島の安山岩、玄武岩、直島・庵治の花崗岩が使用されているのです。この独特な島の街並みは、島の特色ある文化景観や民俗資料として貴重なものとされています。

なぜかモアイ?

女木島には鬼の館のすぐ北側に1体のモアイが女木島の集落を見守っているかのように立っています。なぜこのモアイがあるのかというと、高松市内の大手クレーンメーカーのタダノが、イースター島の倒れたモアイを立てらす修復プロジェクトを立ち上げ研究用に作った模刻像です。プロジェクト完了後に、高松市に寄贈されここ女木島に設置されました。